『魁星之図』(表面)富岡鐡齋
京都市立小学校/絵画 衝立 紙本墨画淡彩

明治以降の日本画壇に不滅の光を放った富岡鐡齋(1837~1924)は,三条衣棚で生まれ,車折神社の宮司を5年間勤めた。鐡齋は下嵯峨村の代表者から依頼を受け,この「魁星之図」を描き学校に贈った。魁星は北斗七星の第一星を指し,中国の故事でこの星を祀って官の試験に合格するよう祈願したといわれている。

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