お知らせ

事業報告・過去の催し(年度別)

平成22年度

むかしのお話 大集合 ~幻灯機の上映と昔の児童書閲覧会~


日時

平成23年2月13日(日) 

開館時間 午後9時~17時(入館は16:30まで)

※幻灯機の上映イベント(当日先着30名)の開始 10:30から(約1時間) 

講師 幻灯機 弁士:辻 誠一氏
内容

明治時代の童話やキンダーブック等,当館所蔵の児童書を一日限定で公開します。午前10時30分からは,昭和25年頃のフィルムを使って,約一時間幻灯機で昔話を上映します。

昔の学校体験 京の手刺繍教室


日時

どちらかを選択してください

☆土・日コース 平成23年1月29日(土)・1月30日(日)の2日間 午後1時~4時
☆月・火コース 平成23年1月31日(月)・2月1日(火)の2日間 午後1時~4時 

講師 京都刺繍協同組合の方々
内容

明治の女学校で習っていた和刺繍(京繍)を体験してみましょう。初心者対象です。京繍入りのかわいいミニ風呂敷(37センチ×37センチ)に仕上げます。

書を楽しむ

日時 平成22年11月11日・18日・25日・12月2日・9日(毎週木曜日)
午前10時~12時 5回連続講座  初心者対象
講師 佐々木 宏遠(日展委嘱・京都橘大学講師)
内容 漢字教育・習字用教科書として使用されてきた『千字文』をお手本に書道を楽しみましょう。

古文書を読む

平成22年12月3日・10日・17日

歴史学者で京都造形芸術大学客員教授である、五島邦治先生にお越しいただき、京都の町に遺された古文書の中から、当時の町の様子がわかる資料を教材に古文書の基礎と当時の社会背景について学びました。

親子で武家凧作りに挑戦!

平成22年12月26日

今年も凧作り教室を開催しました。毎年多くの方にご応募いただきながら,収容人数の都合でお断りする事も多く心苦しかったのですが,今年は午前の部・午後の部とクラスを増やし,総勢52名の方にご参加いただきました。
講師は例年通り「日本凧の会京都支部」のみなさんにお願いしました。事前にカットした和紙・竹ひご等を準備し各テーブルを廻って丁寧に説明されたので,参加された方からは分かりやすいと好評でした。
参加者の皆さんは来年の干支に因んだうさぎやミッフィーの絵など思い思いの図案をカラフルなマジックで楽しそうに描かれていました。 
完成した凧は校庭で揚げてできばえを試しました。寒い日でしたが晴れて風もあり,凧揚げには絶好のお天気でした。小学生・保護者の皆さんも楽しい時間を過されたようです。


「学校歴史博物館音楽会」

平成22年10月31日

今年で4回目となる合唱教室の発表会が10月31日(土)に開催されました。小雨も降る生憎の天気でしたが,会場の講堂には300人を超える皆さんが足を運んでくださり,大盛況のうちに幕を下ろすことができました。当日ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。

 発表会は2部構成になっています。
 第1部は毎週金曜日に練習を行っている学校歴史博物館合唱団「レッキー」の皆さん80名による発表会です。 「京都市歌」を始め,中田喜直謡曲集より「もんしろ蝶々のゆうびんやさん」,「お月さんと坊や」など8曲,中山晋平10のメロディより「雨降りお月さん~雲のかげ」,「砂山」など4曲。また「いい日旅立ち」,「翼をください」と続き,最後の「ハレルヤ」まで合計21曲を熱唱されました。
 第2部は唱歌・童謡教室の指導者長積徹雄先生にバトンタッチし,会場にお集まりの皆様とレッキーの団員と共に「赤とんぼ」,「故郷」,「旅愁」,「小さい秋みつけた」などを歌いました。会場が一つになり,楽しいひとときを共有することができました。

講演会「西陣空襲被害を体験して」

平成22年9月11日   

 企画展「学童集団疎開の記憶」の関連講演として開催しました。講師の磯崎幸典(ゆきのり)氏は,戦後60年の節目の平成17年6月26日の命日に,西陣空襲で亡くなった43人の方の慰霊法要を初めて計画され,また,この年の8月15日,西陣空襲被害を後世に伝えるため,被災地域の辰巳公園内に,犠牲者を悼む石碑を建立されました。講演会では,この取組に至られたご自身の思いや経過を,昌福寺での法要や,石碑の建立式の様子を撮った写真を紹介しながらお話されました。また,京都市内の空襲についての説明とともに,65年間保存されてきた爆弾破片について説明してくださいました。
 一方,取材をしないで事実と異なった事柄を文字にすることが最近ありがちであることを指摘され,結果,まちがった記録として伝わる事への恐ろしさを自らの経験からお話になりました。
戦争を体験された世代の方々は,西陣空襲を伝える磯崎氏の取組に惜しみない拍手を贈られ,戦争を知らない世代の方には,改めて戦争の悲惨さを学ぶことができた講演会となりました。

 戦争体験者らを中心に当日は約80名が熱心に聴き入っておられました。

 

講演会「学童集団疎開の記憶」

平成22年8月28日

企画展「学童集団疎開の記憶」の関連講演として開催しました。講師の山嵜泰正氏(説話・伝承学会会員/京都地名研究会常任理事)は,65年前の昭和20年3月より,京都市修徳国民学校の3年生として,京都府南桑田郡千代川村(現・亀岡市)に集団疎開されました。

 このご体験とあわせて,当時の日本や京都府の集団疎開に関する政策や方針,そして連合軍の戦闘状況を調査研究され,客観的に検証したお話をしてくださいました。特に,集団疎開するわが子を送り出した親の気持ち,京都市が原子爆弾の投下目標にはいっていた話など,印象深い内容ではなかったでしょうか。

 当館に展示中の,山嵜先生が他の寮生たちと一緒に描いた敷島寮の絵日記について,一枚一枚の説明をされた時には,聴講されている疎開経験者が,ご自身の体験と重ね合わすように聞きいっておられました。また,疎開中の食糧のない状況や,シラミがわいた様子など,小学3年生の少年が強いられた苦しかった生活の話は,戦争を知らない方々に,是非聞いていただきたいものでした。

 酷暑の中,地元京都はもとより,東京や大阪などから100名もの方がこの講演会に足を運んでくださいました。ご参加いただいた皆様,有難うございました。

 

夏休み!子ども体験教室 

「明治の小学校書写教室」

平成22年7月24日

明治時代の子ども達が授業で使っていた「千字文」という中国の漢詩をお手本に書道を体験します。


 当日は京都市立小学校の現役先生方(書写教育研究会所属)の指導のもと,「千字」の中から好きな一字を選び,団扇に清書しました。

夏休み!子ども体験教室 

「昔の学習を体験しよう」

平成22年7月25日(土)・7月26日(月)

 毎年開催される人気の教室「昔の学習を体験しよう!」が今年も開催されました。

 今年は低学年と高学年のふたグループに分かれ,それぞれ違うカリキュラムをこなしました。


  第一展示室内を問題を解きながら探検する調べ学習に加え,理科工作では低学年はやじろべえ,高学年は紙玉でっぽうをつくりました。完成後は,やじろべえで遊んだり,壁に貼ってある的にむかって紙玉でっぽうで撃ったりして楽しい時間を過ごしました。


 石盤と石筆を使い講義を受ける時間もありました。最後に参加証をもらい解散。盛りだくさんな内容で,満足していただけた様です。

夏休み!子ども体験教室

「おもちゃの手作り教室」

平成22年7月31日(土)・8月7日(土)

 夏休みの子ども対象教室の中で毎年もっとも人気があるのが「おもちゃの手作り教室」です。

 今年も受付を開始するや早々に定員に達しました。

 


 今年は低学年は「箱型ジョイント」&「クルピョコストロー」,中学年は「牛乳パックのストロー人形」,高学年は「クランクのおもちゃ」を作成しました。いずれも牛乳パックやストロー,針金,竹ひごなど身近な材料を使って動くおもちゃを作ります。

 


京都市立学校の現役の先生方(図画工作研究会所属)の指導のもと、自分だけのオリジナルおもちゃが完成しました。

夏休み!子ども体験教室 「にほん画に挑戦!」

平成22年8月1日(日)・8月8日(日)

 日曜日午後1時30分から3時30分迄の2回連続教室です。

1回目…基本(画材や筆使いに慣れる)


 2回目…発展(うちわに作品を仕上げる)

顔彩という日本画の絵具を使い,今の学校では体験できない本格的な日本画に挑戦しました!

 

日本画運筆教室

平成22年6月6日・20日・27日・7月4日・11日

 

 毎日曜日午後1時30分から3時30分迄の5回連続講座です。

 初心者を対象に番組小学校の日本画教育を体験してもらいます。本格的な画材を使い,毛筆による様々な技法を学び,最後に団扇に絵を描き作品を完成させます。凹凸のある扇面に絵を描くのは難しいですが,皆さん楽しそうに取り組んでおられます。

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